個人で家庭教師を見つけることと家庭教師のトライで見つけることの違い

カテゴリ: [家庭教師・塾の選び方について]

家庭教師の依頼をしたいときには、家庭教師のトライ、学研の家庭教師、合格王、一橋セイシン会など家庭教師の派遣会社を利用するのが一般的ですが、個人で家庭教師を見つけて、個別に契約するという方法もあります。

個人契約のメリットとデメリット

個人契約と業者での契約、どちらにもそれぞれメリットとデメリットがあります。個人契約の最大のメリットは、料金が安いことにつきます。業者に頼むと入会金や月会費などの名目で余計に費用を取られることがありますが、個人契約ならばそう言った費用は一切かからず、授業代と交通費のみを払えばいいというケースがほとんどです。

また、テストの前の授業回数の変更など、細かい点での融通が利くというのも、個人契約のメリットです。通常、業者の家庭教師は一人でかなり多くの子供を教えていることも多く、テスト直前だから重点的に授業をしてほしいと頼んでも、受け入れられないことがあります。個人契約の場合は契約数が少ないため、授業の組み方などにも比較的融通が利きます。

また、家庭教師と直接面談するのも容易なので、いい先生か悪い先生かをその場で判断できるというメリットもあります。

一方、個人契約のデメリットとしては、よい家庭教師をすべて自分で探さなければならないため、非常に労力がかかるという点があげられます。家庭教師を個人でやっている人を口コミで探すのは、なかなか容易ではありません。また、契約の交渉も自分でやらなければいけないため、かなり面倒です。

また、研修などを受けている業者の家庭教師はある程度の質が保証されているのに対して、個人契約の家庭教師の質、実績、指導方法などは個人によって大きく異なります。よい先生にあたる可能性もありますが、悪い先生にあたる可能性も大きく、業者に依頼するよりもギャンブル性は高いといえるでしょう。

また、家庭教師の変更がしづらいというのもデメリットです。業者に頼んでいる場合は、たとえ普段教えてもらっている先生が病気になったとしても、別の先生を立ててもらうことができますが、個人契約の場合はそうもいきません。

また全体的に個人契約は、業者に頼む場合と比べて、受験情報などの付加価値が少なく、ただ勉強を教えてもらうだけになりがちです。個人契約だからと言ってまったく情報が得られないわけではありませんが、より質の高い情報が欲しいなら業者と契約した方がいいでしょう。

業者と契約する場合は、ここにあるメリットがデメリットに、デメリットがメリットに代わります。どちらも一長一短なので、契約する前にはよく比較検討を行うようにしましょう。


トラックバック(0) 

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。