塾か家庭教師か(中学生編)

カテゴリ: [家庭教師・塾の選び方について]

小学校のときから勉強で縛るのはかわいそうだったから、本人のペースでやりたいようにのびのびとやらせてきたけど、中学では定期試験もあるし、そろそろ塾か家庭教師を始めたい……と考えている親御さんは少なくないのではないでしょうか?

自分の子供が家庭教師と塾どちらに向いているか見極める方法

でも、家庭教師と塾、果たしてどちらが自分の子供に適しているか、分からないという方もまた多いと思います。そこで今日は、どんなタイプの子供が塾向きで、どんなタイプの子供が家庭教師向きなのかについて、考えていきたいと思います。

さて、中学生と言うのは非常にいろいろと多感な時期です。こんなときに親や教師が口をすっぱくして勉強しろと言っても、子供はますます反発するばかり。そんな思春期真っ盛りの子供を上手くてなずけて机に向かわせると言うのは、簡単なことではありません。

そんなごく当たり前の普通の子供には、家庭教師がおすすめです。家庭教師は子供にとっては赤の他人です。思春期の子供にとっては、身近すぎる人の言葉よりも、かえってこうした他人の言葉のほうが素直に聞き入れやすいものです。

家庭教師は子供のやる気を引き出すことにかけてはプロです。やる気がない子供たち、親に反発する子供たちを上手いことおだてて話を合わせて、気分よく机に向わせる技術については、学校の先生や塾講師よりもおそらく上です。この家庭教師のテクニックを活用しない手はありません。子供が勉強しなくて困っていると言うときは、家庭教師に頼ってみるのもいいかもしれませんね。

その一方で、親や教師がどうこう言わないでも自分から机に向うタイプの子供もいます。こういう子供には塾のほうが向いていることが多いです。

自分から勉強する子供は、自分の自主性を尊重して欲しいと考えている場合が多いです。こういう子供に家庭教師をつけると、自分は信頼されていないのではないかと考えてしまうケースもあるようです。

その点、塾通いならばそうした問題はおきません。子供を塾に通わせると言うことは、子供が塾できちんと勉強すると信頼することでもあります。塾に通わせてもらえるようになった子供は、自分がほっといても勉強する人間だと信頼されていると感じるようになります。そうすると勉強に対するモチベーションもますます上がり、後はほうっておいても自分から進んで勉強してくれます。

このように、塾が向いているか家庭教師が向いているかは、子供の性格ややる気によって大きく異なります。家庭教師のトライなどの評判を気にするのもいいですが、まずはそれより先に子供の性格分析を進めてみてはいかがでしょうか。


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